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クリーンルームとは


クリーンルームとは

クリーンルームについて

最先端産業において不可欠のクリーンルーム

1958年頃から組織的な研究が始まったクリーンルーム技術は、第2次世界大戦時には米国で放射性微粒子除去用として誕生したHEPAフィルタの開発が進み、さらに1990年代に入って半導体産業の微細化に伴い、より捕集効率の高いULPAフィルタが開発されました。

また、宇宙開発「アポロ計画」の進展とともに、宇宙からの地球への持ち込みの防止、同時に大気圏外への細菌の持ち出しを防止する目的で、1967年にNASAによりバイオクリーンルームの規格が作られました。

加速的に高度化する産業社会

ますますニーズ高まるクリーンルーム

技術の進展に伴って、今日では薬品、食品などの製造工程、実験動物施設、遺伝子研究施設などの研究施設にもバイオクリーンルーム技術が広く利用されるようになっています。

クリーンルームにおける4原則

クリーンルームの清浄度を維持、向上させるためには次の微粒子に対する4つの原則に留意しながら施設を設計、建設、運営する必要があります。

1. 微粒子を持ち込まない
吹出空気の清浄化や室内圧等のコントロールを行い、気密性が高く、業務上の動線計画を行うことで外部からクリーンルーム内に微粒子を持ち込まないようにします。
2. 微粒子を排除する
クリーンルーム内に僅かながらも存在する微粒子を空調による気流によって、また換気を回数行うことで排除するようにします。
3. 微粒子を発生させない
クリーンルームの内装仕上げ等を適切に行うことで微粒子の発生を抑止します。また更衣や清掃に対する管理も徹底します。
4. 微粒子を堆積させない
クリーンルームの建築計画において、凸凹のない形状を用い、仕上げ等でも微粒子の堆積しにくい状況を作ります。

この4原則の1つ「クリーンルーム内で微粒子を発生させない」ウェアの製造技術を確立。その精度は現代最高レベルであるJISクラス1を誇ります。

クリーンルームの清浄度とウェアの選択基準

クリーンルームの清浄度は業界ごとに規格内容が異なります。将来的には、「JIS方式」に移行していくものと思われますが、現状では、クラスを用いた呼び方が一般的です。このカタログでは、米国連邦規格及びJIS規格に準じてクリーンルームの清浄度の度合いを表現します。

インダストリアルクリーンルームの規格

<米国連邦規格FED-STD-209Eに基づくクラス定義>
粒子の基準粒径を0.5μm以上とし、1立方フィートあたりに存在する個数によってClass1からClass100,000の6段階で表示します。
<JIS規格に基づく定義>
粒子の基準粒径をO.1μm以上とし、1立方メートルあたりに存在する個数によってクラス1からクラス8の8段階で表示します。

バイオロジカルクリーンルームの規格

清浄度のクラスをA(Class100)〜D(Class100,000)まで4段階のクラスゾーンに分け清浄度を表示しています。

クリーンルームの利用分野

クリーンルームの利用分野は「バイオロジカル(生物系)」「インダストリアル(工業系)」と大きく2 つに分けることができます。

クリーンルームの定義について

●クリーンルームとは
コンタミネーションコントロールが行われている限られた空間であって、空気中における浮遊微粒子、浮遊微生物が限定された清浄度レベル以下に管理され、また、その空間に供給される材料、薬品、水などについても要求される清浄度が保持され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件についても管理が行われている空間。
●コンタミネーションコントロール(清浄度管理)とは
コンタミネーションコントロールが行われている限られた空間であって、空気中における浮遊微粒子、浮遊微生物が限定された清浄度レベル以下に管理され、また、その空間に供給される材料、薬品、水などについても要求される清浄度が保持され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件についても管理が行われている空間。

クリーンルームの規格について(代表的な規格)

現在、日本で一般に使用されている清浄度クラス表示は必ずしも統一されていません。方式ごとに基準となる体積や粒子径が違うために、どの規格による表示なのかを注意する必要があります。代表的なものは、次の4つです。

●JIS方式
JIS B 9920の清浄度クラスの表示で1m3中の0.1μm以上の粒子数を10のべき乗で表したときの指数で表します。ISO基準が制定されたのを受け、2002年に改定。
●FED-STD-209E(米国連邦規格・1988年)
JIS B 9920の清浄度クラスの表示で1m3中の0.1μm以上の粒子数を10のべき乗で表したときの指数で表します。ISO基準が制定されたのを受け、2002年に改定。
●FED-STD-209E(米国連邦規格・1992年)
単位はメートル法(IS単位)を優先し、英国単位(FS単位)を併記します。清浄度クラスは0.5μm以上粒子を基準とし、粒子数を10X乗個/m3で表し、X値をクラスとします。メートル法使用を明確とするためMを付
●ISO方式
初の世界統一規格として日本・米国・欧州共同体を中心に作成が進められています。ISO規格は「クリーンルームと付帯する制御環境」を規定した次の二つから成ります。
  1. CR0.1のページへ
  2. 超制電のページへ
  3. 低発塵のページへ
  4. バイオのページへ

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